運動をすると記憶力がよくなるメカニズム

スイスの研究チームによれば、運動は記憶力を向上させる効果があり、その鍵は「脳内麻薬」にあるとのことです。
本節ではスポーツによって記憶力が向上する、そのメカニズムを分りやすく解説していきたいと思います。
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多幸感は記憶の潤滑油
皆さんは、日頃スポーツを嗜んでおられるでしょうか。
好みの差はあれど、どんなスポーツも夢中になれる魅力を持っており、プレイ中は楽しい気持ちや幸せな気持ちが生まれますよね。
実はその多幸感の正体が脳内麻薬であり、その脳内麻薬こそが、記憶をより円滑にする役割を担っています。
考えてみれば、スポーツの動作1つ1つは、記憶のインプットとアウトプットの連続です。
つまりスポーツをした後という状態は、「記憶の歯車に潤滑油が注がれた状態」というわけですね。
一方で、何も下準備のない状態から記憶しようと頑張っても、脳の稼働が悪く、集中力が保てなくて苦労することになるでしょう。
記憶がよくなる意外な成分とは?
スポーツをする以外にも、記憶力が向上する事例を紹介しておきましょう。
その方法とは、なんとアルコールを摂取すること、つまり飲酒です。
あまり健康に良い影響を与えないと思われるアルコールも、一時的に記憶力を向上させることが分かっており、最近になって英エクセター大学の研究チームによって発表されました。
実験によればどうやら、前日に飲酒したグループの方が、飲酒をしなかったグループよりも、平均的に記憶力が優れていたようです。
ただ詳しいメカニズムは明らかになっておらず、一時的に記憶力向上の効果があっても、長期的にはどうなるか分かりません。
アルコールがもたらす数多くの有害な影響を忘れてはならず、やはり記憶力は地道に伸ばしていく方が懸命といえるでしょう。
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